白髪染めをする上で、最も気を配らなきゃいけないのは髪や頭皮へのダメージです。
いくら白髪を隠せたって、髪がパサパサのボロボロになれば見た目年齢は余計老けていくだけ。頭皮にダメージを与え続けると頭皮環境は悪化し抜け毛や薄毛の心配にも繋がります。
言わずもがな、市販の安い白髪染めを使っていると髪も頭皮も一瞬で死んでいきます。市販の安い商品には誰でも簡単に染まるように強力な化学成分が使用されているので、髪のためを思うなら控えた方が賢明です。傷んだ髪は最悪切ればいいですが、頭皮のダメージは一生モノだからです。

今は、髪や地肌に優しい”天然無添加”の良質な白髪染めが多数あります。この記事では、その中でも私が実際使った中からおすすめできる3品を紹介していきます。
「無添加」ってなに?
「無添加」とは、ある特定の成分(物質)が含まれていないことを指す表現です。この「特定の成分(物質)」というのは食品や化粧品などジャンルによって異なります。
白髪染めを含む化粧品でいう「無添加」とは、アレルギーの危険性が認められている102種類の成分(化粧品表示指定成分)が含まれていないことを意味します。
代表的な成分をいくつか挙げてみると、
- 石油系成分
- 合成香料
- 合成着色料
- シリコン
- ジアミン系色素
- 防腐剤
などなどの人口化学成分があります。
「天然100%」や「無添加」という表現は、これらの化学成分を含んでいない、自然由来の優しい素材でできていることを意味します。
白髪染め商品を選ぶ際は、「天然・無添加」の表記があるかどうかが重要です。
市販の「ヘアカラー」商品は非推奨!
白髪染めは市販の安いヘアカラーを使っている人多いと思いますが、絶対に辞めた方がいいです。
脱色(ブリーチ)を伴うヘアカラータイプの商品は、髪や頭皮にとくに大きなダメージを与えます。ヘアカラーは1剤(アルカリ剤)と2剤(過酸化水素水)を混ぜ合わせて化学反応を起こすもので、これは美容師でもダメージを最小限に抑えるよう慎重に行うものです。
セルフで白髪染めをするなら、脱色をしないヘアカラートリートメントタイプにしましょう。ヘアカラートリートメントは多くが100%天然成分の無添加なので、髪や頭皮を傷めずに白髪染めできます。



”天然無添加”のおすすめ白髪染めランキングTOP3
1位:利尻ヘアカラートリートメント
私がいま最も愛用していて、純粋に今まで使った中で1番良かったのが「
利尻ヘアカラートリートメント
もちろん100%天然染料、ジアミンや石油系染料は一切含まれていません。色素には天然由来の植物色素を、美容成分として配合されている利尻昆布のネバリ成分は、キシんだ髪に潤いを与えてくれます。
市販商品に特有のツーンとした刺激臭もなく、快適に白髪染めできるのが気に入っています。
そして肝心の染まり具合も文句なし。連続4日ほど使えば色がしっかり定着するので、あとは先に紹介した
利尻カラーシャンプー



そして何より、安い。
通常価格3000円でも安い方ですが、初回限定2000円はお試し利用には嬉しい価格です。
しかも、定期購入コースではなく単品価格でこの値段です。白髪染め商品には定期購入しかできない商品や、単品価格だと割高になる商品が多い中、利尻ヘアカラートリートメントはまず1本お試しで、割引価格から気軽に購入できるのが大きなメリット。もちろん、本当に気に入ればまとめ買いでさらにお得に買えますよ。
カラーも4色用意がありますし、誰にでもおすすめできる白髪染めトリートメントですね。私のなかでも頭一つ抜けて圧倒的1位でした。



- 特徴:日本一売れているヘアカラートリートメント。その称号に文句なし。
- 価格:通常3000円/初回限定2000円
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2位:利尻カラーシャンプー
こちらはトリートメントではなく、シャンプーだけで白髪染めができるという
利尻カラーシャンプー
市販シャンプーの多くに含まれる「シリコン」や「石油系洗浄成分」は含まれおらず、髪に優しいノンシリコンシャンプーです。ジアミンなどのアレルギー成分ももちろん不使用です。
また利尻カラーシャンプーの魅力は優しさだけでなく、圧倒的な手軽さにあります。毎日のシャンプーを変えるだけで白髪が勝手に染まってくれるなんて、これ以上ラクで簡単な白髪染めはありません。
「今日も白髪染め面倒くさいなぁ……」
なんて重い腰が上がらない人でも、カラーシャンプーなら楽チンお手軽です。いちいちコームで塗ったり放置時間を何十分も取る必要がありません。シャンプーするだけでOKとはトリートメント以上に画期的な白髪染めです。



主にチラホラ程度の軽度白髪の人、あるいはトリートメントや美容院で染めた髪の補修・キープ・補強のために使いたい人向けですね。
- 特徴:”シャンプーするだけ”という手軽さ。染める力はトリートメントより弱い。
- 価格:通常3500円/初回限定2500円
▼詳しいレビュー記事はこちら▼


3位:LpLp(ルプルプ)ヘアカラートリートメント
パサパサに傷んだ髪に最も潤いを与えてくれるのが
もちろん無添加で100%天然成分。そのうち94%が美容成分で配合されています。
ルプルプはとにかく保湿力の評価が高い白髪染めですが、その秘密がガゴメ昆布といわれる函館近海の希少なこんぶの粘り成分「フコダイン」にあります。
昆布のネバリが髪表面のキューティクルをヴェール状に覆うことで洗い上がりのしっとり感を生み出してくれます。
髪の潤いに昆布のネバリ成分を使用するのは白髪染めトリートメントの定番ですが、このガゴメ昆布の保湿力は今まで使ってきた白髪染めの中でも1番でした。
髪に潤いが欲しい人には最もおすすめしたい白髪染めです。



- 特徴:潤い・しっとり感は抜群。
- 価格:通常3240円/初回1620円(税込)
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【おまけ】綺麗に白髪染めするちょっとしたコツ



最後に、白髪染めを綺麗に仕上げる小さいコツをいくつか紹介しておきます。
1. 染毛はシャンプー前に。ブラッシングも忘れずに。
染めるのはお風呂に入る前、乾いた髪に塗るようにしましょう。商品によってはシャンプー後に水分を拭き取ってからでも可としているものもありますが、シャンプー前の方が綺麗に染まります。
また、染料を塗る前にはブラッシングを忘れずに。髪には目に見えないホコリが大量に付着しているので、そのまま塗り始めるとムラが出やすくなります。必ず最初にブラッシングをし、余計なホコリや汚れを落としておきましょう。
また言わずもがな、整髪料や汗が髪に残っていると着色を妨げます。白髪染めは清潔な髪に行うのは大前提です。
2. 放置時間は髪を温める
放置時間はただ放置しているのではなく、髪全体を温めておくのが基本です。美容院でカラーするときにラップを巻いて熱気で温めるのと同じです。これは、髪を温めることで表面のキューティクルを開いた状態にして、色を定着しやすくさせるためです。
塗布後はヘアキャップ、あるいはラップで頭髪を覆い、ドライヤーの温風で温めてあげるのが一般的ですね。
さらにこだわるなら、ドライヤーではなく、ラップの上にさらに蒸しタオルを巻くことをおすすめします。蒸しタオルで頭全体を覆えば、地肌が発する熱でスチームされるので全体をムラなく温めることが可能です。
蒸しタオルの用意が手間ですが、ドライヤーを傾けておく労力も要らず、仕上がりもより綺麗になりますよ。
3. シャンプーは必ずノンシリコンを使用すること
白髪染めで入れた色は、毎日のシャンプーによって少しずつ落ちていきます。市販のシリコンシャンプーは洗浄力が強すぎるので、白髪染めを始めたら使用を控えましょう。一瞬で色を落としてしまいますし、頭皮にも良くありません。
推奨するのはアミノ酸系のノンシリコンシャンプーです。頭皮と相性の悪い「シリコン」や「石油系洗浄成分」を含んでおらず、髪や地肌に優しいシャンプーです。
私も色々使ってきて一番良かったのがコチラの「
HARU 黒髪スカルプ・プロ
「白髪予防のために作られたシャンプー」というのは他にないので、白髪に悩んでいる全ての人におすすめできるシャンプーですね。めっちゃイイです。
▼レビュー記事もあります▼


4. 洗い上がり後はすぐドライヤー。濡れたまま放置しない
髪の毛は濡れている状態が一番ダメージを受けやすく、また髪の隙間から色素が抜け落ちやすくなっています。
洗い上がり後は濡れた髪を放置せず、なるべくすぐにドライヤーで乾かしましょう。自然乾燥で放置していると色素が水に浮いてどんどん逃げてしまいますので。
まとめ



健康でキレイな髪は若さの象徴です。
髪や頭皮に使う商品だけは、きちんとお金をかけて高品質なものを使ってあげてください。
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